投稿日:2017-06-13 Tue

アナザー・プラネット 原題:Another Earth
SF映画と思いきや、科学的内容はないに等しい。
ファンタジーのようでそうでもない。ヒューマンドラマのようでそうでもない。
もう一つの地球があって、そこにもう一人の自分が居るとしたら・・・。
どうも主題はそこにあるようです。
劇中に以下のようなナレーションがあったので、この映画を観終わった私の感性で、ちょっとアレンジしてみました。
もう一人の自分
人生は驚きの連続です。
生物のミクロの世界に驚嘆し、宇宙が果てしなく広がっている事実に圧倒されます。
かつては夜空に心を奪われ、今はその外に想いを馳せています。
しかし、最大の謎はそのどちらでもなく、おそらく我々自身そのものではないでしょうか?
自分自身を正しく認識すれば、自分が何なのか知ることは可能なのでしょうか?
もう一人の自分が居たら、もう一人の自分に何を伝え、もう一人の自分から何を学ぼうとするのでしょうか?
もう一人の自分がもう一人の自分に会った時、自分はもう一人の自分に何を見ようとするのでしょうか?
本当のところはどうなんでしょう?
※この不思議な映画を観て、その主題に感化され、CM表示を回避するために記事としてまとめてみましたが、これ、「自分という私」を見つめる良い機会となります。
なかなかの秀作だと思います。
特に最後のワンシーン。
お勧めです。
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