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八大地獄(Wikipedia)
地獄の種別やその位置は、経典により差異があるが、八大地獄、百三十六地獄、六万四千地獄など様々な地獄が説かれといいます。

●倶舎論の説
衆生が住む閻浮提の下、4万由旬を過ぎて、最下層に無間地獄(むけんじごく)があり、その縦・広さ・深さは各2万由旬ある。その上の1万9千由旬の中に、下から大焦熱・焦熱・大叫喚・叫喚・衆合・黒縄・等活の7つの地獄が重層しているという。
これらを総称して八大(八熱)地獄という。これらの地獄にはそれぞれ性質があり、そこにいる衆生の寿命もまた異なるとされる。

また八熱地獄の周囲または横に八寒地獄があるともいわれる。

●長阿含経19の説
地獄は、八熱地獄と十地獄に大別され、八熱地獄にはそれぞれに付随する十六地獄を挙げる。


●正法念処経
八熱地獄に付随する十六の小地獄が、また各々の種別を挙げる。八熱地獄の4面に4門があり、門外に各4つの小地獄があり、これを合して十六遊増地獄という。八熱地獄と合せば百三十六地獄となる。


■八熱地獄及び対応する罪

1、等活地獄 殺生。

閻浮提の地下、1千由旬にある。縦広斉等にして1万由旬ある。この中の罪人はたがいに害心を抱くという。獄卒に身体を切り裂かれ、粉砕され、死ぬが、涼風が吹いて元の身体に等しく生き返るという責め苦が繰り返されるゆえに、等活という。生前争いが好きだったものや、反乱で死んだものがここに落ちるといわれている。
この衆人の寿命は、人間の昼夜50年を以て、第1四天王の1日1夜として、四天王の天人の寿命は500歳というが、それを待たず中間で死ぬ者もいる。そこにいる衆生の悪業にも上中下の差別があるので、その命にもまた上中下の差別がある。業の多少・軽重に応じて、等活地獄の1処だけで受くか、もしくは2処、3処、4処、5処、6処と、最後は16処まで悪業が尽きるまで苦痛を受ける。


2、 黒縄(こくじょう)地獄  殺生・盗み。

等活地獄の下に位置し、その10倍の苦を受ける。灼熱の鉄製の縄にしばられ、熱い鉄製の斧で切り裂かれる。
人間の100歳は第二の忉利天の1日1夜に当り、その寿命は1000歳という。忉利天の寿である1000歳を1日1夜として、この第二の地獄の寿命は1000歳という。


3、衆合(しゅごう)地獄  殺生・盗み・邪淫。

黒縄地獄の下に位置し、その10倍の苦を受ける。多くの罪人が、相対する鉄の山が両方から崩れ落ち、圧殺されるなどの苦を受ける。
人間の200歳を第三の夜摩天の1日1夜として、その寿は2千歳である。その寿を1日1夜として、この地獄の寿命は2千歳という。


4、叫喚地獄 殺生・盗み・邪淫・飲酒。

衆合地獄の下に位置し、その10倍の苦を受ける。熱湯の大釜や猛火の鉄室に入れられ、号泣、叫喚する。
人間の400歳を第4の兜率天の1日1夜とする。また兜率天の寿命は4千歳で、その四千歳の寿を1日1夜として、この地獄の寿命は4千歳という。


5、大叫喚地獄 殺生・盗み・邪淫・飲酒・妄語。

叫喚地獄の下に位置し、その10倍の苦を受ける。更に大きな苦を受け叫び喚(な)く。
人間の8百歳は、第5の化楽天の1日1夜として、寿8千歳という。その8千歳を1日1夜として、この地獄の寿命は8千歳である。


6、焦熱地獄 殺生・盗み・邪淫・飲酒・妄語・邪見。

大叫喚地獄の下に位置し、その10倍の苦を受ける。常に極熱で焼かれ焦げる。
人間の1600歳は、他化自在天の1日1夜として、その寿1600歳である。その1600歳を1日1夜として、この地獄の寿命は1600歳という。


7、大焦熱地獄 殺生・盗み・邪淫・飲酒・妄語・邪見・「尼僧への強姦」。

焦熱地獄の下に位置し、前の6つの地獄の一切の諸苦に10倍して重く受ける。また更なる極熱で焼かれて焦げる。
その寿命は半中劫という。


8、阿鼻地獄(無間地獄) 殺生・盗み・邪淫・飲酒・妄語・邪見・「尼僧への強姦」・「仏教に対する不信心、特に『五逆罪の1つを犯す』、さらに『正法を誹謗する』を重罪とす」。

地獄の最下層に位置する。前の7大地獄並びに別処の一切の諸苦を以て一分として、大阿鼻地獄の苦、1000倍もあるという。剣樹、刀山、湯などの苦しみを絶え間(寸分・刹那)なく受ける。
この無間地獄の寿命の長短は1中劫という。1中劫とは、この人寿無量歳なりしが100年に一寿を減じ、また100年に一寿を減ずるほどに、人寿10歳の時に減ずるを一減という。また10歳より100年に一寿を増し、また100年に一寿を増する程に、8万歳に増するを一増という。この一増一減の程を小劫として、20の増減を一中劫という。この地獄に堕ちたる者は、これ程久しく無間地獄に住して大苦を受くという。


う~む、飲酒に邪淫、妄語、邪見、それに・・・小さな虫を殺すも殺生だとすると・・・・
これは、たいへんです。
生を受けた者のほとんどは、この無間地獄に堕ちることになりますね・・・。
飲酒はともかく、これら罪の深さは、閻魔様の裁きできまることですので、やはり生前に悔い改めることが大切なようですね。

今回の「殺人を犯した者は死んだらどうなるの?」の疑問は、やはりこの「無間地獄に堕ちる」のが当然のようです。
閻魔様が公平に裁かれるはずですが、ここより他は考えられませんね。

南無観世音菩薩、南無観世音菩薩・・・・・。
ぜひ、地獄の輪廻から救ってくださるという「聖観音」様と、お近づきになっておいてください。




テーマ:心と身体 - ジャンル:心と身体

六道のこと | 08:09:04 | Trackback(0) | Comments(0)