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パンズ・ラビリンス Pan's Labyrinth full length trailer


パンズ・ラビリンスという映画を観た。3年ほど前に買ったが仕事で忙しくてほとんど活用することがなかったプロジェクターを通してだ。100インチの画面に映し出されるこの映画の映像は素晴らしかった。
この作品は、世界各国で非常に高い評価を得、各地の映画賞で数々の賞を受けている。
第79回アカデミー賞ではアカデミー撮影賞、アカデミー美術賞、アカデミーメイクアップ賞を受賞した。
ギレルモ・デル・トロ監督。タイトルにある「パン」とはギリシア神話の神の一種で牧羊神のことである。

【ストーリー】
スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリアは、妊娠中の母親と共に母親の再婚相手であるヴィダル大尉に引き取られて森の中にある軍の砦に住む事になる。ヴィダルは独裁政権軍でレジスタンス掃討を指揮する冷酷で残忍な男だ。彼はもうすぐ生まれる自分の息子だけを欲しがり、オフェリアの事は疎ましく思っていた。

この悲しい現実から逃れるかのように、オフェリアは妖精やおとぎ話の世界に引き込まれていくのだった。ある夜のこと、彼女の前に「妖精」が現れ、森の迷宮に導いていった。するとそこには迷宮の番人パンが待っていた。そして彼女を一目見るなり「あなたこそは地底の王国の姫君だ」と言うのであった。

むかしむかし、地底の世界に病気も苦しみもない王国がありました。その国には美しい王女様がおりました。王女様はそよ風と日の光、そして青い空をいつも夢見ていました。ある日、王女様はお城をこっそり抜け出して人間の世界へ行きました。ところが明るい太陽の光を浴びたとたん、彼女は自分が誰なのか、どこから来たのかも忘れてしまったのです。地底の王国の王女様はその時から寒さや痛みや苦しみを感じるようになり…、とうとう彼女は死んでしまいました。姫を亡くした王様は悲しみましたが、いつか王女の魂が戻ってくる事を知っていました。そしてその日が来る事をいつまでも、いつまでも待っているのでした。
パンはこの迷宮が地底の王国の入り口である事、そして姫君である事を確かめるためには3つの試練を果たさなければいけない事を伝える。

こうしてオフェリアはパンに与えられた3つの試練に挑むのだった…。


ツタヤの体験無料宅配サービスで借りたものだ。
映像の美しさはもちろん、構成もしっかりしていて、私にとって久々の見応えのある映画だった。
空想好きの少女とむごい現実の交差・・・。
話の内容はまったく違うが、幼少期に読んだ「フランダースの犬」を思い出した。

主人公が最終場面で、亡くなる最後にふとみせる笑顔・・・。

これがいい。

亡くなる直前に安堵できる・・・・

この映画、ダークファンタジーと云われるが、現実とはだいたいこんなものである。
いかに死ねるか、死ぬ間際に微笑むことが出来たということは、空想であれ何であれハッピーエンドなのである。
私は、主人公オフェリアの空想(ファンタジー)に宗教の本質を感じたのかもしれない。


ユーチューブよりお気に入り | 14:30:58 | Trackback(0) | Comments(0)

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