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がんばる人とあきらめられる人の幸福
ひろさちや氏レジュメ
昨日の仏教クラブ例会で、多くのわかりやすい仏教書の著作で有名な「ひろ さちや」氏のお話を聞くことがあった。
納得できる明快なお話だったので、皆さんにも簡単にまとめてご紹介しようと思う。
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がんばる人とあきらめられる人の幸福度とは? というのが主題だったように思う。


がんばる人の「幸福感」は、その欲望を満たしても次から次へと新しい欲望が沸いてくる。
欲望を満たさない限り幸福と感じないのである。いつも、あくせく、いらいら、がつがつと過ごすことになる。

適度にあきらめることのできる人の「幸福感」は、欲望も身の丈で知足(足ることを知る)で少欲なので、すぐ満たされることになる。 のんびり、ゆったり、ほどほどに過ごすことができるのだ。

ということが、ひろ氏自筆の手描きをコピーしたレジュメ(上の画像をクリック)にまとめてあった。

東北での大津波で大被害を被った方々に「がんばって!」というより「あきらめて」という講演をしたら、年老いた女性が「がんばろうにも、もう年で体力も気力も無く、何もかも無くした私はがんばろうにもがんばれないという立場に居たので、先生のお話に救われた。」と私の足元にすがって来られた経験がある。
今日は、その世間の経済至上における物の豊かさのみが幸福という常識的な価値観でつぶされそうになっている多くの方々の為に仏教的な考え方で楽になってもらいます・・・・といったことのようだった。

インドの昔話で、ある地方に99頭の牛を持つ男が居た。
男はあと一頭で100頭になる、なんとか、あと一頭を手に入れたいと望んでいた。
ある日、幼友達が一頭の牛を持っていることを思い出した。
その貧しい幼友達は、一頭の牛を飼い、女房と慎ましやかだが幸せに過ごしていた。

男は、幼友達に同情を乞う為にいとも貧しい身なりに変装し、友人の家を訪ねた。
空腹で今にも倒れそうな声で「私は、貧乏で困っている。明日食うものもない。もし、お前さんさえ良ければ、昔の幼なじみのよしみとして、その大切な牛を私にくれないか?」

幼友達は、気の毒に思い、その場で妻に相談し、一頭しか居ない牛をその男にやった。
幼友達とその妻は、人助けだ、また二人で仲良くコツコツ働いて牛を買えば、それでいいと思った。そう、あきらめたのだ。

一方、牛を手に入れた男は、ついに100頭を達成できた。万歳!といったところだが、なんと、その男の欲望に火がつき、100頭が達成できたとたんに、男の欲望は150頭でないと100頭では物足りないと、次は150頭を目指すことになった。

そこで、二人の男の幸福感についてきちんと分析しなければならない。
一頭しか居ない牛を布施した幼友達は、自分の置かれた状況を素直に受け入れ、牛をあきらめた。
牛は0頭になったがまた働いて買えば良いだけのことと考えた。
実に、おおらかでのんびり、ゆったり、ほどほどに豊かさを望み慎ましやかな生活から、ほのかな幸福を感じ生ている。

100頭を達成し、次は150頭と息巻きがんばる男の幸福感は、結局想いを達成したにも関わらず幸福感はマイナス50という以前より悪い結果となった。
1頭どころか50頭を得なければならなくなったのだ。

ひろ氏は続ける。
がんばることはよくない。世間の常識的な価値観を否定したほうが幸せになれると・・・。
日本は高度成長を続けた結果、物が溢れかえった。溢れた物に囲まれてもいっこうに幸福感が得られない。
これはどういうことか・・・。本来の仏教は世間の常識を覆すことで人々を救ってきたのだ。

安田理深という仏教学者の経験談。
隣家の火災で自宅が類焼に見舞われ全焼。蔵書のすべてを失いお隣さんを恨んだ、しかし、「お隣さんに焼かれた」のでもない。「自分が焼いた」のでもない。ただ「焼けた」と思うことにした。
そうすると事実を事実のまま受け入れることで、自も他も損なわんで済む。こんなことを今度の火事で学びました。」と語った。

学校の成績が悪い息子にがんばれ!といっても所詮は自分の子。そんなに出来ようはずがないと知るべき。
息子がどこまでがんばればいいのかと悩んで落ち込まないうちに、親は悟るべき。そうすると子も親も気持ちが楽になる。

老いにしても病気にしても、何が何でも元気になって長生きがしたいと思うなかれ、信頼できる医者に身を任せたら、もうバタバタしない。
病気を受け入れ、こんなものだとあきらめると、意外と良い方向に向うものだ。
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のんびり、ゆったり、ほどほどに過ごすことが幸せへの近道のようだが、これはすでに私自身が実践している境地なのだから、多分、今の私は幸せなのだろう・・・。

速記はできないので、ひろ氏の講演内容をちょっとアレンジし過ぎたかもしれないが、自分が聞いて受け取ったまま、まとめてみた。ひろ氏の本意でない部分もあるかもしれない。

ほどほどに読んで欲しい。



うだうだ | 16:36:25 | Trackback(0) | Comments(0)
こころの時代 のテキスト版
こころの時代のテキスト版に昨年の暮れ、NHKに出演させて頂いた時の内容がアップされていた。
速記を趣味とする方のサイトだが、知人からの知らせで見てみたが、驚いた。
なんと1時間にわたりえんえんとしゃべり続ける私のセリフをことごとくテキストにしてある。感動ものである。
おまけに画面からキャプチャーした画像まで貼り付けてある。

よくみると、こころの時代のすべてのゲストが掲載してある。

私のしゃべる関西弁の表現がちょっと違うが、私のしゃべる癖まで書きとめてある。

速記力とはたいしたものである。

70歳の男性の方、ありがとうございました。

新聞原稿より | 10:28:22 | Trackback(0) | Comments(0)

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