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5、検査結果説明と今後の治療方針
桂病院呼吸器センター、3時の予約が結局、4時に受診。風邪の為かしんどい。
念の為、体温を測ってもらうと、38.1度。
熱があった為、レントゲンと血液検査を受けてから受診をしました。

苦しい思いをして、しかも1週間も入院して受けた気管支鏡検査病理検査の結果は、一応「癌の疑いは無し」。
でも、腫瘍の周囲しか採取できなかったとのことで、腫瘍中心部の中を取れば確実なのですが、西村知子Dr曰く、「まだ、疑いを残します・・・。」と言われました。腫瘍がなかなか難しい位置で、採取しにくかったことや、私の心臓が不整脈だったことから、しつこくできなかったようです。

PET検査の画像では、問題の肺の腫瘍部分は活動中を示すような、すごく明るく光っていることはなく、陰性に近い光り方でした。
それよりも明るく写っていた前立腺が気になるところですが、この前立腺がんの疑いを確定する基準として非常に優れた検査として知られるPSA数値を知るために、採血の検査項目を増やして頂きました。
前立腺がんは、肺癌とは別もので、肺癌から転移ということは考えられないとの事です。もし、前立腺がんとするなら、原発性の癌だそうです。

肺にある癌らしき腫瘍は、それ以外に転移しているような気配は無く、転移もありませんし、当てにならないとはいえ、肺癌腫瘍マーカーも陰性とのことでした。

つまり、CTには、それらしい形がくっきり写っているには写っているのですが、それはレントゲンには写っていないし、気管支鏡検査でも陰性、PET-CT検査でも光り方が鈍いためと転移が無いことからほぼ陰性、腫瘍マーカーも陰性・・・・。
それなら、肺癌ではないので、「おめでとうございました!」にはならないのでしょうか? 

肺癌検診でレントゲン検査を受けている方は多いと思うのですが、レントゲンは小さな癌は写らないのだそうです。つまり初期の初期の癌はレントゲンでは見つけにくいのだそうです。
これでは、検診を受けても早期発見できませんね。

私の場合は、たった一つの疑わしき画像で、胸腔鏡下で手術をして、細胞を直接採取し、それの病理検査をしながら、悪性なら切除手術をするという、その手術をするかしないかの決めてになるのです。
CTで写った画像が、経験を積んで、癌細胞を見慣れた医師にとっては癌細胞そのものなのだそうです。形が悪いそうです・・・。

西村Drは、「もし、これが私の母なら、手術を勧めます。」とのお言葉に、あぁ・・・やっぱり手術か・・。
「先生、もし、私が手術をしないと決めたら、どうなりますか?」
「2ヵ月後に再度CTを撮り、その腫瘍が大きくなっていたらもちろんですが、同じ大きさでも手術を勧めます。ただ・・・、実はその2ヶ月が曲者で、運が悪ければ、その腫瘍が癌ならば、2ヶ月を待たずに急に増殖をはじめることもあるんです・・・。でも、母がそう望むのなら、無理に手術を勧めません・・・。」と、30歳を過ぎたばかりの呼吸器内科の美しい女医さんは、一人の母を持つ娘さんというお立場から本音でお話してくれました。
さぁ、担当医は、私に決心を促しています。どうしましょう・・・。



肺癌 | 14:02:44 | Trackback(0) | Comments(0)
4、気管支鏡検査
気管支鏡検査、これがまたきつい検査で、担当の西村Dr、「胃カメラよりはちょっと苦しい・・・のかな?」とは、軽く言い過ぎです。
私は、脳血管の狭窄保護とステントが入っているためのメンテとして血液サラサラ薬(プラビクスとバイアスピリン)を毎日飲んでいるので、通常の検査入院より長くなり1週間の入院です。13日入院直後よりその5日間ほど効力があるといいう2錠のサラサラ薬を止め、ヘパミンという一日しか効かないという血液サラサラ薬の点滴を始めました。
手術当日には、そのヘパミンを止めれば、その手術日のみ止血に対しても対処できるということのようです。

呼吸器科の病棟、4人部屋の入院患者の様子は、それはもう大変なのです。
その患者さんたちの様子を垣間見ているだけで、私自身も病人なんだなぁと意識してしまいまいます。

私の場合は、またも、ぜんぜん自覚症状無しで検査入院ですからまだ余裕なのですが、一緒の部屋に居ますと他の抗がん剤や放射線治療を受けておられる癌患者さんの大変な様子が伝わってきます。

朝、元気にお話しておられた方が、放射線治療や抗がん剤の点滴を受けると、その後はクタクタ、食欲は無くなり、話どころか、ベッドから立ち上がれなくなるほど元気がなくなったりと、その現代癌医療の恐ろしさを思い知ることになります。
ちょうど、入院したその頃、知人のお母様が末期がんで緩和ケアを受けるという情報と一緒にその知人の紹介してくれた慶応大学病院の放射線医師、近藤誠医師の書いた本を何冊か持ち込んで、必死に読み漁っていました。Kindle Fire HD タブレットにも何冊かダウンロド購入しています。

それらの著者、ベストセラー作家でもある近藤医師が何が言いたいかといいますと、大雑把に言ってしまえば、ようするに今の癌に対する医療は、厚労省などが決めたガイダンスどおりに治療は進められ、外科的手術、抗がん剤による治療、放射線による治療という3通りの治療しかないことを説明し、癌細胞の増殖進行具合を1a1b ~ 4a4bという4段階を二つに分けた計8種類のステージに分け、それぞれのステージにあったガイダンス治療で治療をするのが通常で、癌患者にとっては、特に辛いのが、抗がん剤の副作用であると書いてあります。

もともと抗がん剤は、ナチスの開発したマスタードガスという毒薬を薄めた物で構成され、癌細胞をやっつけると共に正常な細胞まで殺してしまうのだそうです。
なので、癌細胞が先に死滅するか、本人が先に逝くかという極端な論法で、怯える読者を引きずり込むわけです。
これがまんざら間違いではないようで、これが現代医療の真実なのだそうです。

ただ、付け加えておかなければならないこととして、後で知ることになるのですが、現在では分子標的薬といって、ある特定の癌細胞にしか効かないという抗がん剤がそれぞれ何種類も日々誕生し、一定の成果を出しつつあるというのが、今の現状だそうです。

近藤医師の著作はいっぱいありますが、早期発見で治療をはじめ、そのせいでおとなしかった癌細胞が活動をはじめ、抗がん剤や放射線で本格的な厳しい治療を始めなければならなくなることもある。
たとえ、癌であってそれは「癌もどき」であって、放置しておいても活動しないかもしれない。がん患者の大半はそれだそうで、ほとんどの癌患者は手術も抗がん剤治療も放射線治療もしない方が、良いというのです。

おまけに、中村仁一医師と共著の「どうせ死ぬなら「がん」がいい 」という本では、昔から死を迎えた人のほとんどが癌だった。それで、たいした治療も受けず家族の見守る中で苦しまずに、あちらの世界に逝った。この苦しまずにという部分が大切で、人間、最後を迎える時は、痛みや苦しみなど感じなくなり、事の他、やすらかに逝くことができるのだそうです。
わたしの祖母が逝った時もそういえばそうでした。腹水が溜まりおなかがはちきれそうでしたが、本人はやすらかに亡くなりました。間際に氷が欲しいと言うので、小さくした氷を口に入れてあげました。「おいしい・・・」といってそのまま逝きました。42年も前のことです。

つまり、病院に患者の最後をお任せすれば、必ず何かしら延命治療らしきことをします。もうすぐ死ぬのは分かっていてもそうします。
それは、周囲の家族に納得してもらう為でもあります。事実、なんども患者の死に立ち会った医師が言うのですから、間違いはありません。
せっかく、そのまま死ねるのに、そのまま楽になれるのに、わざわざ生きかえらせて、患者はまた治療で苦しむことになります。
現代医療の死に対する価値観や倫理の問題ですが、こればかりは、医師だけの問題ではなく、周囲も考えなくてはならない、重要な人の尊厳死に対する倫理だと気づかされてくれます。

ということで、検査前の点滴で血流を調節している間、ほぼ一週間の時間をまったく無知だった「癌」に対する知識導入に費やしました。
正直言いますと、その時、自分では、今までの人生があまりにも順調で運が良かったので、今回の窮地も「良性の腫瘍」であることを70%ぐらいは信じていましたし、最初はけっこう楽観的に人事のように読んでいました。
しかし、これらの本を読むにつれ、やはりこれは自分が置かれた現実なのだと、不安が覆いかぶさってきました。

もし、今回の検査で「肺癌」であっても、この近藤医師の言うように治療など拒否し、このまま死を向かい入れようかなどと、本気で心の片隅で考えていました。

気管支鏡検査を二日後に迎えた頃、妻が工房に届いた2冊の本を持ってきてくれました。10年以上昔、私の所属する仏教クラブでミャンマーの医師ヤデナキャウさんに支援したことがあるのですが、その時に、間に入っていただいた方が、ヤデナさんの留学時の恩師である、新潟大学大学院医歯学総合研究科細胞病理学分野の内藤 眞教授です。

その先生が出版された本でした。内藤先生は、当時も今もそうですが、私がクラブのホームページを管理していたこともあり、先生とのメールのやり取りから、次第に気心も知れ、個人的にもお付き合いいただいているのですが、当時、私の勧めもあって「ミヤンマーの医療を救う会」をたちあげ、その後その支援をきっかけに、日本国の対ミャンマーの国家的支援プロジェクトに参加されるなど大活躍をされ、その記録と、ご出身地でもある東日本大震災における被災地の放射能線量を測定する事業の責任者として大活躍されてきたそうです。
その報告を兼ね、退官を前に2冊の本にまとめられたのだそうです。

内藤眞先生にお礼のメールを送信したのですが、先生は病理学者なので、ちょっと、私の今の検査入院中の現状と心境を書いたのですが、なんと、そのメールの返事では、先生も3年と8ヶ月前に、肺癌の為に肺の摘出手術をお受けになっており、今もピンピンして元気でいることを告白頂きました。
つまり手術すれば治るということで、今は、ちょっと前とはずいぶん違うから安心して手術を受けよというとです。先生は自分の癌細胞を自分で病理検査をし、確信を持って手術に挑まれたそうです。

そうこうしているうちに、いよいよ検査当日です。
朝から、点滴は止めて、手術着に気替え、検査室へ歩いて行きました。部屋に早くついたせいか、検査室はまだ準備中で、そこいらにある検査道具の数々は検査を受ける私にとっては緊張を誘うだけの異様な道具です。

実は、入院当日から、若い研修医が、私の担当ということで、私の居る部屋に出入りして私の心境などレポートしていたのですが、その彼が、検査前の準備処理の係りのようです。
まず、金属のシロップ入れのような器に入った液で喉の奥まで入れてうがいを促され、えづくのを我慢し、2回うがいをしました。
すぐに、喉や舌の奥がしびれ、感覚がなくなりましたが、すかさず、狭いところに吹き付ける油さしのように長い噴霧管のある噴霧器で、私の舌を口の外に出した状態で、引っ込まないようにその舌をガーゼで押さえ、喉が閉まらないようにして、肺の奥まで届くように何度も麻酔液を噴霧しました。その度に肺深く息を吸い込むのです。その吸い込み次第で、よく麻酔がかかるのだそうで、そう脅され、私は必死で吸い込みました。
もう、喉の付近は何も感覚はありません。実に不快です。
その検査前の準備終わると、自分で歩いて、手術台に乗りに行きました。
担当の西村Drには、前日に「お願いだから軽い麻酔をお願いします。私は身体に異物が入ると拒否反応を起こして何が起こるかわかりません・・・」と、懇願してありました。

そのおかげで、鼻から軽い麻酔なのでしょうか、検査中をほとんど覚えていない程度の麻酔を受けたこともあり、比較的楽でしたが、夢か現実か分からないのですが、記憶では、胸の辺りをグリグリされ、体をよじって暴れて拒否している自分がありました。

「はい、終わりました。」という担当医の言葉に目が覚め、車椅子で部屋に戻りました。その直後のことはよく覚えていませんが、やはり気管支をいじられたせいか咳き込むことが多くなったことは覚えています。

その検査日の午後、研修医で、麻酔の準備をしてくれた今藤医師が、病室に来て検査中の様子を話してくれました。
検査中に、ひどい不整脈が起きたので、細胞の採取をほどほどに止めたとのこと、けっして無理をしないと聞かされていたので、その無理をしないことを優先したのでしょう。
彼曰く、「たぶんあれでは、満足のいく十分な細胞は採取できていないと思います。」とのこと。
本日20日、検査入院を終え退院してきました。

入院前日の頭部MRI等PET検査の結果も含め、今回の気管支鏡検査結果は、次回、3月29日の外来にて、画像等見ながら、今後の治療方針の説明を受けることになりました。


テーマ:心と身体 - ジャンル:心と身体

肺癌 | 17:49:07 | Trackback(0) | Comments(0)
3、12時35分、PET検査を受けに、御池クリニックへ行く。
PET-CTは、陽電子断層撮影(PET:Positron Emission Tomography)とコンピュータ断層撮影(CT: Computed Tomography)が一体になった最先端の診断装置。その検査を受けるために、西大路御池にある医療法人知音会 御池クリニック  〒604-8436 京都市中京区西ノ京下合町11(西大路御池西南角)島津プラザビル1F・2F まで行った。予約時間に合わせて、ブドウ糖の点滴を受ける。
この時、担当の看護士さんが、衝立の後ろに隠れましたので、何故隠れるのですかと質問すると、どうもこのブドウ糖には放射性の何かが入っているらしく、被爆から逃れているのだそうです。
毎日被爆するということではいけませんので、そうされているのでしょうけど、投与されている私自身はといいますと、その重々しさに、事の重大性をひしひしと感じいっておりました。

その後、1時間ほど安静に過ごし、20分ほどのCTスキャンを受けて帰ったのですが、実はその日、ある仏具製作所の会長さんの叙勲祝賀会があり、ANAクラウンプラザ京都ホテルまで直行しました。
なんと、その会長さん、挨拶の中で、告白されました。
「つい先日、前立腺癌にかかり、前立腺と腎臓を片一方摘出手術を受けたところです・・・・。」とのこと、この会長さんとは仏教クラブでもご一緒で、長いお付き合いです。何も知らなかったとはいえ、招待された400人ぐらいの客の前で笑顔でこのことを語られるお姿に、癌かもしれない私は、いっそう眩しいものを感じました。

このPET-CT検査の結果は、直接桂病院へ郵送されるそうで、私には開示されないそうです。


肺癌 | 16:06:02 | Trackback(0) | Comments(0)

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