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狭窄は、心臓に負荷をかけないと気付かない
善峯寺の阿弥陀堂と書院
善峯寺の阿弥陀堂と書院(2014年撮影)


今回の経皮的冠動脈カテーテル形成術を何故受けることになったのか、よく聞かれますので、自分の為にも、また同じような世代の方の為にも、振り返りながらまとめておこうと思います。

3年ほど前から、雨さえ降っていなければ車での通勤はやめて、自転車で7Km離れた工房まで通っていました。
自宅を出るとすぐ、ひと丘越さなければならないのですが、これがけっこう頑張らないといけない登り坂なんですが、一昨年の秋に買った電動自転車ですと難なく、ちょっと力を入れるだけで登れたのです。
ところが昨年の秋ごろから、電動自転車でもその坂がきつく感じられるようになったのです。

私の日常は、仏画を描いている以外は、ほとんどPCの前に座って、ペンタブレットで描画しています。
大作でない限り、どちらもまず、ほとんど動きません。

万歩計を身に着け、車で来た日には、220歩しか歩く必要がないという、まるで病院生活のような、そんな環境で毎日を過ごすのが日常だったのです。

というわけで、車での通勤回数が増えるようになり、秋の終わりごろには、好きだった自転車通勤もしなくなりました。
その頃は、まだ年のせいだと思っていたのです。

私は、4月から12月まで9ヶ月間、2週間に一度、善峯寺で仏画教室の講師を勤めさせていただいています。
善峯寺の境内は西山の高低を利用し、立体的に構成されています。
この善峯寺教室の会場は、その境内の中腹にある阿弥陀堂の横にある大書院です。

講師の私は、お参りの方々と違う急な坂道を登って会場に行くのですが、この坂がなかなかきつく若い頃(といっても50歳台)には一気に駆け上がることができたのですが、特に最近では一度の休憩が2度になり、3度になり、胸に痛みまで感じるようになり、なかなか会場まで到達できないという情けない状態でした。
心の中では、「来年度は、もう教室も辞め、講師も引退する時期かも・・・」と思っていました。

いやいや、老いのせいと思うにはまだ早い。まだ65歳。

65歳でも元気な人は元気なのです。

そんなことで、ついに、お世話になっている医師に、カテーテル検査を薦められることを覚悟して、そのことを相談したのです。

もし、善峯寺の急な坂を無理して登る必要がなかったら、心臓に負荷をかけていなかったら普通に生活できていたわけですから、まったく心臓血管の狭窄に気付かなかったはずです。 

いづれ、心筋梗塞で倒れていたかもしれません。

やはり、善峯寺の観音様や阿弥陀様が忠告してくれたのかもしれません・・・。合掌、感謝!




冠動脈カテーテル形成術 | 10:57:22 | Trackback(0) | Comments(0)
オーバーホールしてもらったエンジン(心臓血管)を試しました


オーバーホールしてもらったエンジン(心臓血管)を試すため、久々に桂川の堤を2kmほど早足で歩いてみました。

なんと、やはり凄いもので、治療してもらう前のそれではありません。

久々に歩きましたので、息は切れ、足は多少震えましたが、痛みを感じることはありません。

あとは、無理をしないように気をつけながら足腰を鍛えるのみです。

そんなことで、午後二時頃、久々に歩いてみようと桂川のサイクリング道路を歩いてみたのですが、

ちょうど、工房の前辺りに位置する「一ノ井堰の水門」の前にさしかかった頃、ちょっと河原の水の流れの近くに下りてみました。

するとどうでしょう、ガサガサと刈れた草のすれた音がし、その間から何やら巨大なネズミのような動物がノソノソ出てきました。

桂川に生息するヌートリアです。

京都府のホームページにも、ヌートリアは外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)による侵略的外来生物に指定されています。

害獣だそうです。
ネズミ目(齧歯目)ヌートリア科で南アメリカ原産だそうです。

天敵がいない上に、年に2~3回(1回に2~6頭)出産し、爆発的に繁殖するそうですが、ここでは一頭しか見かけませんでした。

思わず、ポケットにあったiphone5sを取り出し、彼を追いかけました。

走って逃げる様子も無く、のそのそと、私の1mぐらいのところを平行移動して、挙句の果てには、小さな草の茂みに隠れようとします。

頭かくして尻隠さず・・・。

また私が iphone5s を、かざしながら近寄って行きますと、仕方なく冷たい河の中に逃げて行きました。

ヌートリアさんには、お休みのところ、申し訳ないことをしてしまったようです。



冠動脈カテーテル形成術 | 16:48:41 | Trackback(0) | Comments(0)
経皮的冠動脈カテーテル形成術(ロータ ブレーター)を受けました
病室でブログ
妻に撮ってもらいました


 22日、18日に続いて2度目のカテーテル治療室に行く10分前、何度かのトライでやっと点滴針の入ったその箇所が腫れあがって痛みがあります。
病室で、紙の手術着と横が開く紙パンツに気替え、尿の排泄用に管も再び挿入してもらい、準備万端で待っていた時です。針がうまく刺さっていなかったようです。どおりで痛かったはずです。
慌ててやって来たベテラン看護師の、計4度目のトライでやっと点滴針が入って一安心。
私の血管が細いのと、奥にあるらしいので、採血センターの看護師さんも困ることが時々あります。
しかし、何度もやられる方はたまりません。
あれ?と言って血管をしつこく探す5年目の看護師さんに「2度失敗したら、素直にベテランに交代してね(^o^)」とお願いしたのですが・・・。かえってプレッシャーを与えてしまったかもしれません・・・。

1時半、予定通りカテーテル治療室Aへ移動。
この桂病院心臓血管センターのカテーテル治療室は全部でA・B・Cと3室あります。
ベッドに寝たままその施術室まで移動しますので、部屋の様子をよく観察できないのですが、18日の施術してもらった部屋はC室でした。
このA室より最新の機器が導入されていたように思います。

ベッドが横付けされ、施術台には自分で乗ります。
前回はすごく腰が痛かったので腰の下にタオルを入れてもらいました。
顔半分がマスクと帽子で隠れてるので、目しか見えません。誰がDrで、誰がサポートするスタッフか分かりません。
皆さん初めてお会いする方々なのです。
実は、施術していただくDrのお名前は聞いていましたが、その時でないと分からないということも聞いていました。
施術前の患者にとっては、実に不安な心理が働いています。

周りのスタッフが手際よく私の体を消毒したり、カバーをかけたりと、施術体制に整え終わると、女性の声で、「はい、麻酔をします。ちょっとチクッとしますよ」
小林智子Drと、この時、やっと分かりました。
一回目の施術を担当した船津Drは、施術する直前病室に来て、挨拶と私という患者の目を見てその時の私の様子を観察してくれましたが、この小林Drは手術室でも、特に挨拶はしてくれません。 
彼女は私という患者を「まな板の鯉」ぐらいに思っているのでしょう。
ようは、完璧に施術すれば良いわけですから、患者の感情移入など必要はないわけです・・・。

彼女は、心臓血管センターの部長さん。カテーテル治療のオーソリティです。
今回入院した時の主治医の船津Drは、月曜日まで海外出張で留守中です。
舩津Drより、「2度目の治療は、たぶん自分より先輩の小林先生がします。」ということを聞いていましたので、彼女のことをネットで調べていました。
私のようにネットで調べることが出来ない患者は、いったいどんな心境で施術してもらうのでしょう・・・。

ということで、2度目の治療が始まりました。

4年前にはすでに詰まりかけていた血管ですが、12日の検査では、昔と変化はなく、現在でも進行は見られなかった部分の大掃除です。急ぎませんが、入院ついでにすることにしました。

因みに入院時に予定していた三度目の治療は、またの機会にすることにしました。
比較的大切な血管の治療を優先したわけです。つまり、三つ目の狭窄した血管も、4年半前と変わらないし、薬さえ飲んでいればこれ以上狭窄することはないだろうという舩津Drの判断です。

ローターブレーターというダイヤモンドの粉の着いた高速回転するやすりで、削りながら石灰化した血栓を堀進むといった治療です。
この最新の治療方法は歴史が浅く10年ほどだそうです。このローターを使ったカテーテル治療ができる病院は少ないそうです。

この施術には、カテーテルの入る足の付け根付近には何本かの局部麻酔はしますが、術中の患者の意識ははっきりしています。
治療中、歯医者のそれどころではない、まるで工事現場のような、モーターの回転音が何度もカテーテル治療室に大きく響きます。
1分間に19万回以上の回転をローターに伝えているのだと思いますが、最先端とはいえ、かなりアナログ的な治療法とも思えなくもありません。
午後4時20分、「はい、終わりましたよ!」と小林Drの明るい声。

2時間と20分。

1回目よりは1時間ほど早く終わりました。「ありがとうございましたぁ!」と礼を言い、施術台から自分の寝ていたベッドに移されるまでの時間、ローターのことをいろいろ聞かせてもらいました。

「先生、そのロータで削った削りかすはどこに行くんですか?」

「あぁ、削りかすは微細なもので、赤血球や??ぐらいの大きさで、それを食べてくれるマクロファージが血中にあるんですよ(^o^)」

??の部分はよく覚えていないのですが、この削りかすがどこかに詰まるということはないようです。

そこまでは記憶がありますが、術中の心臓には、かなりの負担があり、まさに狭心症のような痛みの中での施術でした。
ですので、終わってホッとした時なので、その小林Drとお話しした内容は、ほとんど記憶に残っていません。

数秒~10秒間、10回以上ドリルの音がしていたので、その数の石灰化した部分を掘削したことになります。
ローターが削り進む間は、血流が少なくなり、個人差はあるそうですが心臓が痛むのだそうです。
治療後に看護師に聞きますと、患者によっては術後、かなりの痛みで、のたうち回る方もおいでになるそうです。

おかげさまで、私の場合は、術後は爽快でしたし、治療前にその恐ろしい情報を聞いていなかったこともあり、気楽に今回の治療を受けたことも、幸いしたようです。

看護師曰く、第一回目のカテーテル治療とは、難易度が違うらしく、「翌日まで集中治療室で過ごしていただきます。」

1回目と同じように、術中に入れた血液サラサラ薬の効能が切れた頃、右の股にある動脈に直接差し込んだ何というのでしようか、そのプスチック器具を抜いてもらいます。抜いて貰う時にはちょっと気持ちが悪いですが、その作業は若い医師がしてくれました。伊藤Drです。優秀そうですが、若くてあまり愛相の良くないDrです。

その器具を抜いた後の処置が大切だそうで、指で10分~15分ぐらい押さえ続けて止血し、患部に玉のような物を押し当て、テーピングします。Drは、その間、身動きできませんので大変です。
今回は、右足の付け根だけですので、一回で済むのですが、前回は両足でしたので時間も倍はかかりました。

凄い力で押さえる若いDrに、「先生、痛過ぎます。もう少し力を抜いても・・・。」とあまりの痛さに嘆願しますと、「動脈ですので、完全に塞がないと・・・」と言って力を緩めてくれません。時間もたっぷり15分。

痛かったぁ・・・。(^^;

実は、前回のこのテーピング処置がきっかけで、私の左足大腿部に、ある症状が出ていました。
それは、術後2日過ぎたころ、太腿や脇腹のあたりが痒いのです。テープ負けです。
それが時間が経つにつれ、赤く腫れあがり蚯蚓腫れ状態になっていました。
かゆみ止めを塗って、そのままにしていましたら、なんと、夜には左大腿部外側の表皮面が痺れてきたのです。

治療前に広範囲に消毒液を噴霧されるのですが、それが蚯蚓腫れした部分にかかると痛いというので、最初のテーピングに肌荒れを起こしている部分に薬を塗って、その上に特殊な絆創膏をマスキングのように貼ってもらっています。
術後の止血の為のテーピング時にもその上に貼って貰っています。

止血テーピングから八時間、今回は、排尿管と点滴が外れるまで集中治療室で安静に過ごします。
今回は左足は自由に動かせることができますので、治療中もその後も右足さえ動かさなかったら良いので、だいぶ楽なのです。

22日の午後4時20分より昨日23日の午前11時ごろまで、集中治療室で過ごしたことになりますが、入院から一週間経った24日(日曜日)現在、今では、お義理に胸に『心電・呼吸・SpO2送信機』を身に付けている程度で明日の退院を待ちながら、ベッドの頭部分を60度くらいに起こし、これを書いています。

昼には、故郷から妹夫婦が、見舞ってくれました。
妹の旦那も私と同じ世代、東近江市からの車の運転は疲れたようで、帰りは2歳年下の妻である妹が運転して帰ったようです。
明日、退院ですが、今、お花も届きました。病室には甘いバラの香りが漂っています。

こうして、ベッドに座っていても、左足の大腿外側表面に残った痺れと日焼け後のヒリヒリのような痛みが今も残っています。
ので、明日、整形外科に相談しようと思っています。
ネットで調べますと、どうもテーピングが長かったので、自己診断ですが、圧迫による大腿外側皮神経痛ではないかと思われます。

大腿外側皮神経が、鼡径靭帯や、縫工筋の間を通るので、狭い空間の中を通る神経がその部位で、長時間のテーピングによる圧迫を受けた為だと思われます。

今回、治療を受けた心臓血管はかなり若返ったのですが、大腿外側皮神経痛とは・・・。

いづれにせよ、心臓血管の大掃除は終わりました。

大腿部の痺れも大したことはなく、痛くて足が動かないとか、ひきつるとかそんなことはありませんので、たぶん、自然治癒すると思われます。



冠動脈カテーテル形成術 | 16:05:54 | Trackback(0) | Comments(2)
暇なので仕事をしてしまいました。
桂病院の特別室 
特別室
病室で作業中
病室で彩色作業中


18日の午後1時30分にカテーテル経皮冠動脈形成術をしてもらって、はや3日目。

朝、部屋のカーテンを開けると雪景色が広がっていました。今年初めての積雪です。
午後、そのはじめての積雪が溶けはじめたその頃、妻の妹夫婦が浜松から見舞いに来てくれました。私と同い年のその旦那さんは、私の様子を自分に重ねたのでしょうか、心配、いや不安そうにいろいろ聞いて帰りました。
お互い、いよいよ体のことを意識せざるを得ないお年頃ということでしょうか・・・。

昨日、目覚めてから私の胸には『心電・呼吸・SpO2送信機』という機器のセンサー端子が貼り付けてあってスマートフォンの倍くらいの厚みと大きさの本体を首からぶら下げています。かなり鬱陶しいのです。
ナースステーションでは、私の心拍数などをデーター化して記録しているのだそうです。

そんなものをぶら下げていますので、病院を抜け出そうにも抜け出ることはできません。
7・8分もあれば工房まで行けるのですが、さすがに抜け出すことは断念して、気になっていた仕事(彩色)の途中を弟子に持って来て貰いました。

次の施術を受ける金曜日まで暇なんです。

本を読もうか、アマゾンプライムのビデオでも観ようかと思っていましたが、「仕事」とは、悲しい性です。

午後から病室で仕事をしてしまいました。

個室としてお借りしているこの部屋は、「特別室仕様」なので、ソファも机もあって広いのです。

心配しているであろう愛弟子たちに、私の元気な様子も見せたかったこともあり、呼んだのです。

雪道を歩いて工房に来たのか、長靴を履いたその足で病院内を来たようです。

画材一式を持って来て貰い、術後初めて筆を持ち、途中まで彩色してあった「不動明王図」を完成させました。

写真は、特別室の様子とスウェット姿で彩色中の私です。


冠動脈カテーテル形成術 | 17:04:39 | Trackback(0) | Comments(0)
カテーテル経皮的冠動脈形成術を受けました
桂病院のカテーテル治療室
桂病院の心臓血管センターに三室ある カテーテル治療室 の一室(桂病院HPより)


 昨日は昼前には点滴を開始し、同時に排尿用の管を挿入しました。女性の看護師ではなく、優しそうで毛深いよくおしゃべりする若い男性看護師でした。看護師とはいえ、同性に下腹部をいじられるのは、どうも抵抗があります。
これって私だけの感覚でしょうか・・・。

その準備が終わるころ、本日の施術担当の舩津Drが部屋まで本人確認と施術の説明に来てくれました。はじめてのご対面です。

2011年の6月にシミズ病院で脳神経外科の造影剤カテーテル検査の時、私が「脳血管が詰まっているなら心臓もチェックしておいたほうが良いのでは?」と足の股からのカテーテル挿入でしたので脳神経外科の清水史記Drにに提案するとあっさり、「そうですね(^o^)」と、いとも簡単に循環器の窪田Drを呼んで、ついでに心臓血管のチェックをしてもらった経緯があります。

その結果、、脳神経外科よりも心臓の冠動脈が詰まる寸前ということで、これも応急的にステントを挿入してもらっています。
その後、脳神経外科は薬だけで様子見していたのですが、バイパスができて一安心ということだそうです。

循環器は、その間、定期的にCTスキャンでステントのチェックを受けていたのですが、この時、肺に癌が見つかりましたが、この桂病院の呼吸器センターを紹介され、早期発見でカテーテルによる摘出手術を受け、2年半後の今では何の薬も飲んでいません。

呼吸器科を桂病院に移してからは、循環器科もこの桂病院に移行しそれまでのカルテやCTやMRIの画像データも持ち込んでいます。

ということで昨日の施術前の舩津Drの説明では「本日は、2011年のシミズ病院から持ち込まれた画像にあった狭窄部分は進行(悪化)していないので、その部分の治療は、これ以降にして、今回の症状の原因となっている新たに狭窄している部分の治療をします。」ということでした。

午後1時半より午後5時10分まで、なんと3時間20分にわたる舩津Drによるカテーテル経皮的冠動脈形成術を受けました。
麻酔を受けていない私は意識もはっきりしており、Drたちのやり取りはすべて聞こえます。
レントゲンを撮るときのように息を止めてくださいといった要求が何度もありました。

最初にガイドワイヤーを挿入してしまうと、スムーズに施術できるのですが、人により血管の形や構成、太さが違うので人によっては一進後退を繰り返し、ガイドワイヤーを設置するだけでも時間がかかることもあるようです。

治療は細くなった部分を風船で広げ、必要なら風船で広げた部分にステントを挿入する。といった治療のようです。
横たわる私の体を舐めるようにレントゲンカメラが行きかい、上向きの顔にぶつかりそうなところまできて、心臓部分をレントゲン撮影しています。
傍らにあるモニターにも私の体に入っていくワイヤーが見えますが、それがどの部分なのかは、悲しいかな特定できる知識がありません。

 ワイヤーの太さや、風船の大きさでしょうか、舩津Drはスタッフに数字を告げ、次々と適材を選び指示を出しています。
3時間20分、施術そのものは痛くもかゆくもなく何時間でも耐えられるのではと思うのですが、いかんせん、左側の腰部分全体がどんどん痛くなってきます。
3時間も上向きにじっとしていると痛くなって当然なのですが、これは、ほんとうに大変でした。
でも、我慢し続けているとマヒ状態となって、時々ウトウトしたかもしれません。

舩津Drの「はい、あとは、ステントを挿入し、昔のステントにも風船で薬を塗っておきます。あともう少しで終わります!」の声で生き返りました。

施術完了後、集中治療室へ移動します。
両足の付け根から挿入したので、その入り口に設置されたプラスチック?製のチューブは挿入したままで1時間安静にします。

その間、舩津Drよりさきほどまでの治療の説明がありました。
看護師より、「やってみないと分からないと思うが、通常は2時間ぐらいで終わる」と、聞いていた妻は、施術中は私の病室で待っていたようですが、なかなか出てこないので、そうとう心配したようです。

集中治療室に居る1時間の間に船津Drから、施術の説明と今後の治療方針を聞きましたが、今回の胸痛を起こした原因は取り除けたので、次回は、急がなくてもよい古いほうの狭窄部分を治療することになるので、このまま数日後に施術するか一旦退院して出直すか、今回の両股の傷の治り具合(内出血)で決めようということになりました。

7時半ごろ主治医の羽野Drが集中治療室に来て問診。
動脈に直接埋め込んであるプラスチック?製のチューブを抜いてくれました。
左右のチューブは、各10分づつ手の親指で押さえ出血を防ぎます。これが患部をかなりの力で押さえるので痛いのです。

この桂病院の心臓血管センターの専門医師は15名ほど在籍し、カテーテル治療の認定専門医師としては4名居るそうですが、全員で患者を診るそうです。

個室に戻ったのは8時半ごろ。意外と早い帰還でした。
9時前には病院から連絡が届いたのか一旦帰っていた妻が来てくれました。

やはり左の腰が痛くて我慢できず、誰でもよいので腰の下に腕を差し込んで欲しいのです。

チューブを外してから八時間は身動きできないようにベッドに両足を括りつけられます。

個室に戻ってからも仰向けに直立の姿勢です。しかも足首は束ねられベッドの柵に括り付けです・・・・。

長時間の手術で腰が極限まで痛かったのですが、まだ、これから明日の朝3時半まで身動きできず・・・・。

妻に午前0時ごろまで腰のあたりを擦って貰っていたのですが、明日があることですし、そろそろ妻に帰ってもらうことにしました。

仕方がないので痛みで眠れるかどうか分からなかったのですが、眠剤をもらって飲みますと見事に眠ったようです。
その間に妻は帰宅し、私は5時半ごろまで眠ることができました。

目が覚めると足の不自由を開放してもらうため、さっそくナースコール。「もう五時半。早く解いてください!」と足首を指さし懇願。
1時から出勤の看護師さんは、「3時半に見に来たけどよくお眠りだったのでそのままにしました」と笑顔で応えてくれました。
これで、足が解放されだいぶ楽になりました。

昼前にはレントゲン撮影を受け、午後には排尿管も点滴も外してもらいました。
腰痛も嘘のように回復し、傷口もきれいなものです。

本日午後三時ごろ船津Drが私の部屋に来て、傷のチェックをして、順調に回復しているので22日の金曜日午後、二回目の施術をしようということになりました。
中村Dr(所長)と舩津Dr(副部長)は明日から学会で留守するので、今度は小林Dr(部長)と羽野Dr(副医長)が担当するようですが、お二人とも経験豊富な医師だそうです。

が、しかし、毎度担当医師が違うというのに慣れていないので、抵抗が残ります。

舩津Dr曰く、「この方が、誰が用事で欠けても、すべての患者のデータを医師全員で共有しているので安全で的確な治療ができる。」ということです。
Dr個人と施術のその時、初めてお会いする患者もいるわけで、あまりに急で不安感に襲われますが、個々のDrは患者の中身を知り尽くしているということなのでしょうか・・・。
今では、どの総合病院でもそういったシステムで動いているのでしょうか、どうなんでしょうか・・・?


冠動脈カテーテル形成術 | 18:05:43 | Trackback(0) | Comments(0)
本日、入院しました。
9時40分に自分で車を運転して自宅を出、10時に入院しました。

15日に、個室は空いていないので大部屋にしてくださいと電話があったのですが、なんとホテルの部屋のような特別室に通され、個室の価格で良いということでびっくり!
個室の倍の広さはあります。 広すぎてなんだか落ち着きません。

12時半には、ほとんど味のない病人食の昼食を終わり、1時前には、一緒に付いてきてくれた妻も自宅に帰りました。

 午前中の小さな体の笑顔の可愛い2年目看護師さんの説明では、明日の午後、何人目か分かりませんが、部長さんクラスのドクターを筆頭に数人のドクターとチームを組んで、両足の付け根からカテーテルを一本づつ挿入して心臓の周りを囲む冠状動脈のいくつかある狭窄部分を広げる治療をすることになっているそうです。

両足の付け根から挿入とは・・・聞いていませんでした。

また、毎日そうらしいのですが、明日は、何人かの患者がこの治療を受ける為、治療は、明日の午後になったとのこと。
担当する医師が船津部長に決まっていることも先ほど聞きました。
でも、直前まで確定とは言い切れないとのこと。

このカテーテル治療に要する時間は、カテーテルを挿入し、狭窄部分をチェックしながら治療するため、術前には時間ががどれだけかかるかは断定できないようです。

施術は二時間ぐらいかかることもあって、術後は八時間ほど身動きできないそうです。

術後八時間も身動きできなくなると想像するだけで辛くなります。

ついついため息がでます。

明後日の朝までは、そうなるようです・・・。
 
 いづれにせよ、この桂病院の心臓血管センターは1997年に桂病院内に創設され、心臓血管内科と外科を合わせると専門医が十五名も居ます。
このカテーテル治療の実績は、かる~く一万例は超えているそうです。

午後3時ごろ明日の施術に備え、小さな体の笑顔の可愛い2年目看護師さんに剃毛していだきました。
数年前にもシミズ病院で経験があるのですが、剃るといってもこの病院ではバリカンで刈るだけで良いのだそうです。

今回の治療は二週間の入院中に、多ければ三回に分けて行なうと聞いて、いったいどうなるのか、施術時間や術後の長時間の安静時間に我慢できるのか、相当びびっていますが、この病院の経験豊富で優秀な先生方にすべてお任せしようと覚悟をきめつつあります。

いよいよ明日は「まな板の鯉」。  今晩はグッスリ眠れるかな・・・。
 

冠動脈カテーテル形成術 | 16:49:33 | Trackback(0) | Comments(1)
心臓血管のカテーテル検査を受けました
昨年の秋ごろから、階段を登っても、少し走っても、最近では早足で歩いても、胸が痛苦しく、自分でも気になっていましたので、その不安から好きな自転車からもついに2ヶ月間も遠のいていました。

ので、25日の桂病院心臓血管センターでの3ヶ月に一度の薬を頂くついでに受ける診察で、ついに主治医の羽野嘉文Drにそのことを告白しました。
思っていたとおり、羽野Drは、「カテーテル造影検査をしましょう。早いほうが良いです。」ということで昨日その検査を受けました。

もともと、2011年5月、近くのシミズ病院で、脳神経外科の造影検査のついでに見つかった心臓冠動脈の狭窄をステントを入れて広げてもらってます。
その後しばらくして、このステントの調子をチェックするCT検査で肺に癌が見つかり、この桂病院にお世話になって以来、循環器科もこの病院に移して同じ薬を心臓血管の羽野Drに出して貰っています。
2年半前の初診では、すぐにでもとカテーテル検査を進められたのですが、妻の祖母が、気軽に受けた腕からのカテーテル検査で、脳血管が詰まり、半身不随になったこともあり、怖くて逃げていたのでが、その後、積極的なウォーキングや自転車での運動や私の症状に良く合った薬の追加で、血圧や脈拍等すこぶる数値がよくなりましたので、羽野Drはカテーテル検査を勧める事はなくなっていました。

そんな中、やはり少しづつ、血管が詰まってきていたのでしょうか、昨日の若い女性Dr、田中真沙美Drによる1時間10分に渡るカテーテル検査では、心臓をとりまく冠動脈から分かれた枝3箇所が途中から映っていません。
2箇所は、シミズ病院でCT撮影した時から細くなっていた血管らしいのですが、新に一ヶ所詰っているようなのです。
つまり、私の心臓は、しっかり元気に動作しているのですが、詰った血管を補うために自然に形成された細いバイパス血管でかろうじて維持している状態のようです。

この血管は、まだ細いので激しい動きには対応できなくなり、痛みを感じることになると思われます。狭心症そのものです。

ですので、また、できるだけ早い治療が適当ということなので、さっそく17日の日曜日から2週間ほど入院し、月曜日に第一回、数日後に2回目と計3回に分けてカテーテルによる経皮的冠動脈形成術(狭窄した心臓の冠状動脈を拡張し、血流の増加をはかる治療)をするということになりました。

検査とその説明を受けたのが、主治医の羽野Drではなく、若い女性医師の田中Drだったので、このセンターの施術担当医師の決め方に多少疑問があるのですが、たぶん、呼吸器科もそうでしたから、所長以下部長や医長という立場の医師が相談して、その患者に適した医師を担当させているのだと思われます。

病院の方針だと思うのですが、ご丁寧にも今朝、9時過ぎ、昨日のカテーテル検査を担当した田中Drより電話で、針を抜いた患部のその後の様子を聞いて来られました。患部は、絆創膏だけで順調に塞がっていますので、検査のお礼とそのことを告げました。
その時に、実際に治療する担当医のことを聞いたのですが、施術して頂く担当医師はまだ未定のようです。

2月になれば、快調に動くエンジン(心臓)に復活することを期待してオーバーホール治療、受けてきます(^o^)



冠動脈カテーテル形成術 | 16:08:45 | Trackback(0) | Comments(0)
お正月らしい光景が懐かしくなりました
五個荘の旗日


正月にちょっと外に出かけても、この京都でさえ、正月らしいおめでたい光景を目にすることが少なくなりました。

神社と寺院ぐらいはお正月らしい装いなのですが、街中では、たまに老舗や銀行などで門松を見かける程度です。

めったに、日の丸の国旗の掲揚も見なくなりました。

一般家庭では、玄関に飾るしめ縄飾りすらしない家が多くなりました。

経済的な事情でなら理解できるのですが、こういった日本らしい「おめでたい行事」に関心のない日本人が増えたのでしょうか。

祝日には、必ず国旗を掲げ、国民全員でお祝いする意思を示すいわば儀式でした。

旗日(はたび)といった表現は通じなくなりました。

なぜ、こんなことになったのでしょう・・・。

戦後の自虐的な思想に、国単位で祝う伝統行事が抑圧され続けて来たのが原因なのでしょうか・・・。

お正月がテレビの中だけではなんとなく空しいものです。

ひと昔前のお正月の光景が懐かしくなります・・・。

写真は、Webから拝借した写真、我が故郷、東近江市五個荘の旗日の光景です。



うだうだ | 10:38:43 | Trackback(0) | Comments(0)
初詣
2016-1-4松尾大社初詣


今年の正月休みは、仏画工房楽詩舎始まって以来、最長の休暇を設定しました。

もう、3年目になるのですが、この長い時間、途切れることなく両界曼荼羅や当麻曼陀羅という細密な大作を描かせてもらっていますので、少々ばて気味だったものですから大企業の休暇並にそうしたのです。
とはいっても、11日間の連休、実は例年よりは3日多いだけなのですが・・・。
27日から6日までというとなぜかかなり多いように思えてしまうから不思議です。

いつもは、29日から5日までの8日間でしたから、3日も多いと、ずいぶんとリラックスした気分が味わえるものなのだなぁと今日、工房の私の席に座ってみて気が付きました。

そうです、今日(4日)には、もう工房に来ているのですから、長期の休暇も、何のことかわかりません。
でも、あと5日と6日の二日間も休みがあると思うだけで、気分はリラックスするものなんですね。

そんなゆっくりした気分を一人で過ごそうとしていますと、妻が、「松尾大社へ、初詣に行こう!!」と昼前にやって来ました。

昨年いただいた『未』の描いた絵馬の吊るされた『破魔矢』を返しに行かねばなりませんから、天気も良いので、二人でお参りに行くことにしました。
2010年にこの松尾という地に工房を移してからは毎年この神社に初詣をし、この干支の描いた『破魔矢』を頂いて来て工房に飾っています。

今年は、妻と帰っている長男と3人で31日の夜中に善峯寺へ除夜の鐘を突きに行き、1日に日付が変わった頃、ご住職に新年のご挨拶。
自宅に帰り、一眠りし、夜が明けると、母が昨年8月よりお世話になりだした東近江市にある「サービス付き高齢者向け住宅」へ、母の顔を見に行きました。
こういった施設は、お正月も職員が出勤していて、入居者はほとんど誰も自宅に帰っておられないようです。

ここでの生活に慣れた母の表情も穏かに感じられ一安心。昼には、昼食を食べた後にも関わらず、持参したおせち料理を少しだけですが笑顔で食べてくれました。

午後には、今や誰も居ない実家の近所にある我が家の菩提寺「齢仙寺」にも挨拶に寄り、寺の隣にある小幡神社にもお参りしていますので、私自身の神社への初詣は済ませていることになります。

でも、田舎の神社とは違い、この松尾大社は、京都で一番歴史のある古い社殿で、格式が高いとされていますし、何よりも毎年、この『破魔矢』を授けて頂くことにより、より、初詣らしい初詣となるのです。

今日は、私にとっての2016年初仕事の日、「今年も、家族も弟子達もどうぞ無事に過ごさせて頂けます様に・・・」
故郷と工房のある地元の神様にお願いをして来ました。



うだうだ | 15:31:58 | Trackback(0) | Comments(0)

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