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半年ぶりに肺癌術後の検診を受けました。
IMG_2148.jpg
9月17日 大原野にて 仏画教室のため善峯寺へ行く途中に撮影。



一か月間、更新をしないと、またコマーシャルが表示される。

追われるように、何か書かねばならない・・・。 だから、続けられるのだろう・・・。


 最近、仕事に加え雑用が忙しくてネットショップの更新も、本業の仏画制作も、なかなか思うように行かなくて、おまけにそのストレスのせいか、二か月も喉の扁桃腺の辺りが荒れていて時々痛みもあります。
なので、 ちょっとイライラ生活を過ごしています。

今日は、朝一から桂病院の呼吸器科へ半年ぶりの肺癌術後定期検診ということで行ってきました。
もしかしたら咽頭癌かも・・・と、喉の様子も診てもらおうと、ちょっと緊張しながら診察を待ちました。

肺癌の為の左肺1/2摘出手術から、もう三年半経過したのですが、5年は無事に経過しないと完治とはいかないようです。

半年ぶりに診てもらった先生は、玉里滋幸という若いDrでした。
3月まで診てもらっていた合地Drは、京大病院に移り、肺移植の専門医を目指し経験を積んでおられるそうです。

新しく私の担当となった若い玉里Drは、聡明そうで、いかにも優秀な若い医師という印象を受けました。
それに男前です。

 初めて診る患者の私に「はじめてでしたね。」と言い、きちんと笑顔で挨拶をされ、なかなか好感が持てました。
一週間前にも循環器科を受診し、同じように予告なしに若いDrに代わっていたのですが、あの若い医師とは大違いです。
まぁ、Drの性格にもよるのでしょうけど、やはり経験不足の医師でも、礼儀正しく笑顔で患者に接する姿勢は、医師にとっても重要な素質だと思います。

笑顔の挨拶だけで病んでる患者の気分をほぐせ、楽にします。

  話を今日の呼吸器科のDrに戻しますと、このDr、娘の旦那のしゃべり方にそっくりで、検査結果の説明をする時の様子が同じような論法だったのです。
思わず、笑いながら新しい担当医師の説明を聞いてしまいましたが、ウイルス学者も医者も、論法の基本のようなものがあるのでしょうか・・・。

で、半年ぶりに診てもらった結果ですが、レントゲン、CT、血液検査で判断してもらうと、異常はないということです。

一安心です。

  おそるおそる「先生、2か月も喉が痛いのですが、何か適当な薬をいただけませんか?」と、近所の医師に診てもらっても、アレルギーという診断でなかなか治らない等、今までの経過を説明すると、喉も診ずに、マーカ数値の推移や血液検査の白血球の数値を見て、「化膿もしていないようですので、扁桃腺用のはれや痛みを抑える薬を出します。」といってトラネキサムという薬を処方して頂きました。

工房に帰ってさっそく昼食後に一錠飲みましたが、この薬で早く喉がすっきりしないものか、期待しております。

いづれにせよ、腫瘍マーカーの数値の推移からも癌の転移とか再発ではないようで、喉の心配も無用のようです。 

  それにしても、昔の医師の机には、舌を押さえる消毒液に浸した医具が必ずあったりしたものですが、総合病院のDrの診察室にあるのは、説明用の臓器の模型とパソコンのモニター2台と、それに表示される私の身体の検査結果データだけ。

身体の中の写真やデータがあれば、昔の医師のように、患者本人からの曖昧な症状説明や身体を直接診る必要はないということのようです・・・。

もう少し時代が進んで、人工知能が優秀になれば、今の医師そのものも要らなくなるかもしれません。

必要なのは、データーを作るオペレーターと検査技師だけで、診断も人工知能が完璧にやるような、そんな時代が、やがて来ることをリアルに感じさせてくれた一日でした。






肺癌 | 17:48:13 | Trackback(0) | Comments(0)
藤野正観のちょっと書いてみます(2016年10月号原稿より) 
2016-10月用-二年がかりで制作中の両界曼荼羅
二年がかりで制作中の両界曼荼羅


人工知能の発達は人類の危機

 理論物理学者のホーキング博士は「本当に知的なAIが完成したら人類は終わる」と言っています。
その「本当に知的な人工知能=AI」とは、いったいどんなコンピューターなのでしょう。
 少年の頃から気になっていた本物のコンピューター、AIのことを書いてみたいと思います。

 二〇一六年三月、世界最強の棋士、韓国のイ・セドル九段と人工知能「アルファ碁」の対決は、AIの4勝1敗に終わったそうです。
 また、この八月、「東京大学医科学研究所附属病院で、山下あや子さん六十六歳が人工知能に命を救われた。」というニュースも流れました。
 山下さんは急性骨髄性白血病と診断され、数か月間治療を受けていましたが、原因不明で容体悪化。
 そこで、IBMの人工知能ワトソンで遺伝子変化を分析した結果、わずか一〇分で二次性白血病と別の癌であることを突き止めたそうです。
 ワトソンは、白血病など血液の癌を分析するために、すでに医学論文二千万件を読み込み、数多くの遺伝子の変化がどのように絡み合い、癌になるのか学習していました。
 「人工知能ワトソン先生」の診断で、抗がん剤の種類を変えた山下さんは見事回復し、退院されたのです。
 この事は、二千万件もの医学論文を完璧に覚え、その情報を正しく分析し正しく利用することは、人間の医師では不可能なことで、今後の医師の在り方を劇的に変えると言われています。
 人工知能ワトソンは、ハード面でも成長を続け、演算速度が今より早くなると、医学論文二千万件の分析に一〇分要したのが、人の直感力のように瞬時に答えが出るようになります。

 全人類の英知が、より進化したAIに次から次へと蓄積され、人類の知性を超えるには、あと二十九年で可能といわれています。
 そうなれば、音楽や絵画や小説といった創作活動など、幅広い分野にも天才的な力を発揮するであろうとされていますが、その一方で、二〇年を待たずに、四七%の職業がAIに浸食されるともいわています。
 
 そんな人類が培ってきた全ての情報を飲み込んだAIは、「人類にとって、便利で都合のよい存在にはならない。人類滅亡の危機だ。」とホーキング博士は言います。

 確かに、AIとは縁遠いと思われる仏画の制作においても、今やPCは道具として欠かせませんし、近い将来には、絵師が居なくてもAIがより正確に、より美しい曼荼羅を描くことになるのでしょう・・・。

 今まで人類が培ってきた膨大な経験データは、人類にとってほんとうに必要な情報だったのでしょうか?
 なぜ、人は何代にも渡って知性を育て、後世に伝えてきたのでしょう?
人が何の為に生まれ、執拗に合理性を追い求め、何のために命を永らえようと躍起になってきたのか、人工知能は答えを出してくれるかもしれません。
 もしかすると、数十年後、「人間に軟弱な肉体は、もう必要ではない。」と答えを出すのかもしれません・・・。
人類の知性を超える存在とは、いったい何を意味するのでしょう・・・。


冊子原稿より | 15:07:41 | Trackback(0) | Comments(0)

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