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来年の今頃、仏画の展覧会を開催していただけそうです
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来年の今頃、仏画展が開催される予定の観峰館(ホームページより拝借)


先日、この1月という寒い時期には、ほとんど来館者が居ない仏画館に、珍しく2日間に渡り、たて続けに入館者がありました。
一人目は、神奈川県から来られた私と同じ年の男性で、お話を聞くと良く知る友人の友人だったことが分かったのですが、4年前にご夫婦で世界旅行中に愛する奥様を事故で亡くし、その面影を観音さまに重ねて描いて欲しいとのことでした。
その男性からお聞かせいただいた数時間に及ぶお話は、最愛の奥様を亡くされた時の不思議な体験と男性自身の自由な生き方。私の歩んできた人生とは対照的で、海外での生活を含め、ある仕事を起業し、奥様とお二人で世界旅行の為にあっさり仕事を畳み、自由で明るい人生を謳歌して生きて来られたご様子。
私のように、一つのことに拘って、意固地に、執拗に生きて来た者とは正反対のような気がします。でも、私の細胞の半分は、同世代なのでそう感じるのか、その男性の生き方に共感できるところがあり、興味深く、楽しくその方との話が弾んだのです。

 その次の日、Fさんという私設博物館の学芸員をされている男性がご来館。
お話をしていると、京都市立芸術大学の模写科を卒業されて、仏教クラブでもご一緒の宇佐美松鶴堂で、アルバイトながら表具の経験をし、米国メトロポリタン美術館で、修復補彩のお仕事をされていた経験があるとのこと。
当工房にも過去に、二人、その京芸の模写科の卒業生が居たこと等、仏画制作の話で盛り上がっていたのですが、そのFさん、実は、私の故郷の東近江市五個荘にある「書」の殿堂「観峰館」の学芸員をされていて、もう27年ぐらいになるそうです。
メトロポリタン美術館のあるニューヨークからお帰りになって、まもなく今の職につかれたようです。
Fさんは、話の途中で、「仏画館」に来られた理由を遠慮がちに口を開かれました。「観峰館で、仏画の展覧会をしてもらえないか。」
私は、観峰館には、版画家の知人の展覧会などで二度ほど訪れたことがありましたが、創立者の日本書道教育に人生を捧げ、「日本習字教育財団」の創立者で書家の原田観峰師の中国の名品コレクションの数々がそれはそれは圧巻だったことを思い出しますし、我が故郷の、しかも我が家の田んぼのすぐ近くにそれはあります。
2015年10月に開館20周年を記念して新館が完成し、そこが会場になるようです。
まだ詳細は決まっていませんが、時期的には来年の2月~3月ということです。
寒い時ですが、今年は画歴50年の節目でもあり、ありがたく引き受けることにしました。
と、いうことで、今年は、はじめての出版になりますが、「仏画の本」の制作も考えており、その展覧会用に大作もいくつか用意しなければなりません。
気分的にも時間的にも忙しくなりそうです。


仏画 | 13:02:02 | Trackback(0) | Comments(0)