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信仰なくして道徳に根を張らすことは出来ない。
18日、中国広東省仏山市で2歳の幼い少女が、比較的人通りの多い商店街で、2度も無残にひき逃げされた。
瀕死の幼女を助けることも無く18人の通行人が倒れる幼女を脇目に通り過ぎる姿が近くの店の防犯カメラに映っていた。
昨晩のテレビで、このショッッキングな映像を流し、恐ろしいほどの中国人民のモラルの欠如を指摘していた。
今朝から、一日中、昨晩のこのニュースのおかげで胸糞が悪い・・・。
中国人民のモラルといった次元ではない。人間性の欠如、仏教的に表現すると、今や中国は、経済急成長の代償として、「餓鬼たちの住む世界」を作り出してしまった。

餓鬼道・・・。地獄道、餓鬼道、畜生、修羅道、人間道、天道(浄土ではない)等六道の内、下から2番目の世界ということか・・・。

中国の真っ当なメディアや「新唐人テレビ」も盛んにこの異様な光景を放送し、これではいけないと国民に訴えている。
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/society/2011-10-23/872858847545.html

中国政府の今までの政策に矛盾がある。
人権無視といった根本思想の上に急速に経済至上社会を作り上げた。捩れた自由という矛盾で塗り固めた中国社会の価値観がそういった「面倒なことには関わらない」といった生きる知恵を身につけさせたのであろう。
自分の権利を主張できない社会では、内から湧き出る社会的・人間的責任感も育たない。

文化革命では、先人たちが培った素晴らしい伝統文化や宗教・信仰心を捨てた。
その時点で、国民一人一人の権利の喪失に伴い、道徳観を育むことが出来なくなった。
統率できることといえば、武力と暴力といった政府に都合よく作った法律に名を借りた国家権力。
それと、今では「お金」といった経済活動に不慣れな人民にとっては、得たいの知れない大きな魔の力が襲いかかっているのかもしれない。
道徳観は、宗教なくしては育たない。

「信仰なくして道徳に根を張らすことは出来ない」(トクヴィル)

私がネットをはじめた14年前、送信するメールの文末には、私の住所氏名と共に、必ずこの格言を貼り付けたことを思い出す。
宗教観や人生哲学を持たない一部の若い世代には、深い道徳観念が育たないことを懸念していた。それを確信していたからだ。

中国政府は、この件で、信仰を人民に返そうと反省するのであろうか・・・。

もちろん、わが国も、そろそろせめて世界三大宗教(キリスト教、イスラム教、仏教)の共通した理念や根本思想を教育の場できちんと教え伝えるべきだと思う。

中国ほどにはないにせよ、弱肉強食が当たり前の世界が迫ってきている。

わが国を餓鬼道にしてはならない。

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うんちくひけらかし | 17:45:36 | Trackback(0) | Comments(0)
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