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原発だけはアキマセン!!-小出裕章氏の講演に思う
※4月12日の記事にまとめて書いていたが、内容を分離して掲載しなおしておくことにした。

おしゃかさまをたたえるゆうべ
四月八日の夕刻、毎年のことなのだが、京都仏教会の主催で「お釈迦様を讃える夕べ」という催しに招待され参加してきた。
全日空ホテルの大広間には、TV等で見覚えのあるそうそうたるメンバーを含む400人の招待客が集い、御寺・泉涌寺御一山の降誕会法楽のあと、原発を反対糾弾する原発の専門家、京大原子炉実験所助教の小出裕章氏の講演をお聞きすることが出来た。
彼の話を楽しみにしていたので、録音機を持参し、テーブルに置き録音ボタンを押した。

小出氏の講演内容はというと、もっと熱っぽく再稼動の反対を訴えられるものだと思い込んでいたし、期待していた。
しかし、彼のお話はというと、すでに諦めの境地。
大声で糾弾するといった熱はすでになかった・・・。
むしろ、こうなったのは、国家だ、推進した学者だ、と責任を追及されていたのが印象的で、むしろ彼がおかれている「立つ位置」に空しさと恐ろしさを感じたのが正直な感想だ。

もともと、国をはじめ原発推進派として研究を進めてきた彼が、原発反対を唱えるに至った経緯は簡単に説明するなら、研究すればするほど、手を染めてはいけないということが分かったということに他ならない。

彼は、いろいろなところで、原発反対の意思を発言してきたが、『経済活性』という魔物に隅っこに追いやられ、目先の利益を求める大多数の国民からも無視され続けている。

『経済』という魔物は、どうにもならないのか、経済的発展とは? 幸福とは? 物ばかり追いかけている我々はいったいどこに向かっているのだろう・・・。 

彼は、言う。
地球が生まれて460億年、人類らしき人が生まれて400万年、その「人」がエネルギーを必要としだしたのは産業革命のあった200年前からで、この僅かな時の間に人類はとんでもないエネルギー発生装置を作ってしまった。

原発再稼動が安全か否か、電気の足りないのをどうするかの問題ではない。

過ちは、気付いたら直ぐに修正する。しかし、そうしたくとも、すでに今後数万年間は、原発がなかったことにできないそうだ・・・・。

取り返しがつかないのだ・・・。 小出氏が『責任者出て来い!!』と言われるのは分かる。
『死刑』にしても足らないのだ。

私は、確信している。大飯原発再稼働などもっての他だ。原発はすぐになくすべきなのだ。

おおげさではなく我々人類は、福島第1原発事故で学習したではないか。
「原発は止めた方が良い」というハッキリした結論を得た。 
当然、国民、いや人類は皆、同じ学習をした。
再稼動するかどうかを議論する余地などない。直ぐに辞めるべきだと悟った。

滋賀も京都も地元なのかどうか、安全かどうかなど議論する必要などない。
議論することすらナンセンスだということになぜ気付かないのだろう・・・。
京都府や滋賀の知事は、このことを知っていて議論しているのだろうか・・・・。『空論』とはこのことを言う。
これが意図的な議論(空論)だとすると許せない


以下の記事を読むと、すでに我々人類は放射能の中で生きていくしかない事態に陥っている事に気付く。

危険な核廃棄物の処理の目処が立っていない現実を、捕鯨問題では私と意を反するが、あのグリーンピースジャパンのページより、チリ地震直後に掲載されたとみられる記事があった。分かりやすいので以下に転載しておきます。

もうすぐ広島原爆840倍の高レベル核廃棄物が青森県六ヶ所村へ
日本の原発から出た核廃棄物が英国セラフィールドのソープ(THORP)再処理工場で再処理され、高レベル核廃棄物となって、青森県六ヶ所村に向けて船で運搬されています。今回運ばれる高レベル廃棄物は500キログラムのキャニスターとよばれる容器28個分、そこに含まれる放射能は合計すると広島原爆の840倍と想定されます。この船は来週にも青森に着くと報道されています。

高レベル核廃棄物とは?
この高レベル核廃棄物は使用済み核燃料からプルトニウムを抽出した後に出る廃棄物の一部で、長期間にわたり強烈な放射線を発し続けるため、ガラス状に固形化し、ステンレスの容器にしっかりと閉じこめた上で深い地下に埋設されることになっています。しかし、地震の多い日本では地下での埋設に適した土地はないとも言われており、まだその最終処分場は決定すらしていません。
さらに、再処理工場の技術にはさまざまな疑問があり、ガラス固化の状態が不安定であったり、容器の腐食が進む可能性も指摘されています。
最悪の場合、海外にも影響をおよぼす規模の放射能汚染をひき起こすことが考えられます。

今後10年間も続く輸送
英国からの高レベル廃棄物は今回で終わりにはならず、1000個の容器が今後10年にわたり、日本に送られてくる予定になっています。しかし、今回のチリ地震で津波が発生したように、海では何が起こるかわかりません。もし、運搬中に船に事故が起きれば、航路にあたる国々の放射能汚染を起こしかねません。

再処理工場が1日で放出する放射能は、原発1基の一年分
またこの英国のソープ再処理工場に代わり、六ヶ所村再処理工場が本格操業を開始すると、事故が起きなくとも、大量の放射能が、日常的に、海や空へ放出されます。六ヶ所再処理工場が一日で放出する放射能の量は、一般的な原発1基の一年分です。


ということで、『トイレのないマンションに住んでいるようなもの』とはよくいったもので、『糞尿がどんどん蓄積されどんどん汚染され続ける部屋』には住めない・・・。

高レベル核廃棄物の最終処理方法が見つからないまま原発を続けるという考えはあり得ない。

小出氏の言いたいことを私なりにまとめると、『このまま原発を使い続けると、人はやがて地球には住めなくなるよ』といったことだと思う。

2・3日前、就寝前につけたテレビで、たまたま宇宙戦艦ヤマトの実写版の終わり頃を見ることがあった。
何やら最終的に放射能除去装置を手に入れ、地球が救われるといった内容だったらしい。私は、その漫画を見ていた世代ではないので、その内容は知らないのだ。

自分の今年生まれた長男に「大和」と名づけたワシントンDCに住む娘婿(ウィルス学者)に、その宇宙戦艦ヤマトの使命を聞いた。

宇宙戦艦ヤマト』の使命は放射能に汚染された地球を救うために、宇宙の彼方にあるイスカンダル星にある放射能除去装置を取りに行くことであった。子供の頃はその使命をよくわかっていなかったけれど、現在の環境は漫画の状況に近づいていっているという。

漫画や映画では希望の星だったイスカンダル星は、架空の作り話。
地球そのものが、人の住めない星にならないために元から断つしかないのである。
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ご意見 | 11:10:12 | Trackback(0) | Comments(1)
コメント
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/KoreanN.pdf

こんにちは。
このような資料があります。
ご一読ください。
国家権力憎し に入り込む背景が見えるような気がします。
2012-05-23 水 10:38:38 | URL | shokan [編集]
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