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21、癌患者の辿る道
がん患者の辿る道

※この記事は、カテゴリー『肺癌』の最新です。

先日、私の所属する仏教クラブの例会で、「あそか第2診療所(ビハーラクリニック)」院長の大嶋健三郎 氏のお話を聴く機会があった。

『今、日本は緩和ケアを進めようとしていて、厚生労働省も積極的に参画している。
ただ、厚労省の動きには患者さんのためという側面と、医療費を抑制したいという側面があり、技術力の高い病院にがん患者は集中しますから、そういう病院はどんどん患者さんを回転させて、治療することが無くなれば後方支援病院というか、もうちょっと小さな病院へ送れ、ということになる。
それも実際にやらなければならないことではあるが、後方支援病院へ回された患者さんは「見捨てられた」という思いの中で生きていくことになり、私はこのような現状が決して正しいとは思っていない。

緩和ケアが必要だと叫ばれた結果、がん拠点病院には必ず緩和ケアチームを置かねばならなくなり、チームの中には緩和ケアの実績がほとんどない医療スタッフが入っているケースも多い。
そしてプライマリー緩和ケアとされている分野では、まずモルヒネがしっかり使えて、痛みを取ることが第1段階だとされている。

もちろん、緩和ケアの専門家として痛みのケアはできなければなりませんが、緩和ケア全体から見れば、それよりも患者さんとの全人的な信頼関係を築いて、患者さんの人生の最期が少しでも充実したものになるために努める方がはるかに大切だと思う。
緩和ケアの名の下に痛みのケアだけという皮相な形で緩和ケアが広まるのは良くない流れだと思う。

ただ、その流れの先には、ただ痛みを取るだけでは駄目なのだということが分かってくる日が必ず来ると思う。
そのためにも私たちのような施設が頑張って実績を積んでおく必要があるのです・・・。』

と、いったことだったように思う。

私も人事ではないので、人生の終末をどのように迎えたら良いのか、考えさせられた。

癌・・・。 3人に一人がこの病にかかり、その半数が死ぬことになる。

人生の終末をどう生きるのか、上の図をクリックし、じっくりご覧頂きたい。

そしてあなたの終末をどう迎えるか、きちんとイメージしておいた方がよいと思う。
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肺癌 | 17:34:36 | Trackback(0) | Comments(0)
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